【コラム:第18回】弊社サービスについて ~WinActor編~
就活生の皆様こんにちは。
ITサービス統括部ユニット1の3年目社員です(2023年度時点)。
弊社が提供しているサービスや社内の雰囲気を知っていただけるよう、社内リクルーターチームにて、就活生の方々に向けてコラムを作成しています。
本コラムで記載する部署やサービス以外についてのコラムも、随時追加される予定ですので、是非ご確認ください!
今回はBlueshipが扱っている商材である「WinActor」について紹介させていただきます。
■ WinActorとは?
WinActorとはRPAツールの一つです。
RPAとはロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)の略で、主にデスクワークをロボットが代行・自動化する概念を指します。
WinActorは、その概念を叶えるツールの一つで、WinActorを使うとPC上で行っている作業を自動化することができます。
WinActor🄬はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
例えば、電車乗り換え検索サイトで自宅の最寄り駅から会社の最寄り駅までの経路を検索する、という作業をWinActorで自動化することが可能です。
さらに具体的な状況を考えてみると、会計を行う総務部では、全社員から経費精算が上がってくる月末は大忙しです。
申請内容が合っているか確認するために社員1人1人の自宅の最寄り駅から会社の最寄り駅までの検索をしないといけない…
こんなときにWinActorが自動でルートを検索して情報を取得してくれたらとても便利じゃないでしょうか。
このように、WinActorは人が手作業でやると時間もかかるしミスもしそうな面倒な作業を自動化して作業負担を軽減してくれます。
■ 仕事内容
仕事の内容は前項で書いたようなお客様が困っていることをWinActorでどうやって解決できるか、を考えて、お客様と一緒に解決していくことです。
お客様の負担になっている作業をヒアリングして、その負担を軽減できるようなWinActorのシナリオ(WinActorで作成した自動化プログラムファイルのことをシナリオといいます)を作成します。
それをお客様に使っていただいて、お客様の作業負担を軽減することを目指しています。
■ 一日の仕事の流れ
WinActorに携わる、社員の一日の流れはこのような感じです。
9:00
出社、会社全体の朝会・環境整備
9:30
所属チームの朝会
10:00
シナリオ作成作業
12:00
お昼休み
14:00
WinActor勉強会
16:00
サポート業務
18:00
終業
■ RPA業務でやりがいを感じるところ
やりがいを感じるのは、お客様に自分が作成したシナリオを使っていただいたり、自分がアドバイスをしたことで、ありがとうと感謝の言葉をいただいたときです。
「お客様が困っていること」を解決できた!という達成感にとてもやりがいを感じています。
お客様の多くは、自身の業務に直結する作業を自動化することが多いため、自動化の効果を感じてもらいやすいです。
この作業が楽になった、とお客様から直接伝えていただくことが多く、仕事への満足感やモチベーションにつながっています。
■ RPA業務のここが大変!
RPAを扱う仕事をしていく中で大変なことは、お客様の悩みがRPAだけでは解決できないときです。
PC上の作業ならなんでも自動化することができるわけではなく、人間と同じようにWinActorにも得意なことと不得意なことがあります。
WinActorでの自動化に不向きなことがお客様の抱える悩みだったら、それをどうにかしてWinActorを使って解消したいと思っていたら、お客様の課題の解決が難しくなります。
そんなときはお客様の業務全体を見渡してWinActorと業務をどう組み合わせたらより負担が減らせるかを考えていきます。
時には、ServiceNowなど別の商材と組み合わせたりもします。
■ RPA業務に携わることで身につく能力
お客様とやりとりをしていく中では、お客様に対する対話能力が身につくと思います。
先にも挙げたように、WinActorには得意なこと・不得意なことがあり、全てをWinActorを使用して自動化することはできません。
そのため、その得意・不得意を伝えたうえでこの業務はWinActorで自動化してこの部分は業務改善をしましょうと提案・交渉することが度々あります。
IT技術を扱うといいつつも、お客様と会話することがとても重要です。
シナリオ作成をしていく中では、フローチャートで業務を整理する力が身に付きます。
フローチャートとは、業務やシステムの流れ図のことを指します。
(フローチャートとは?作成するメリット・書き方のポイント・ 業務プロセス見える化のコツ | BOXIL Magazine)
フローチャートでの整理の考え方は、IT技術を扱う上で基本的で重要な考え方になります。
■ どういう人が向いてる?
①じっくり考えて、じっくり整理して答えが出せる人。
身につく能力の項目でも触れているように、業務フローの整理ができるということがWinActorを使った仕事をしていくうえで重要なことになります。
人によっては最初は慣れずに難しい部分もありますが、じっくり考えることが重要になります。
②視野が広く、柔軟な発想ができる人。
業務改善の提案をしていくためにはお客様の業務全体を見渡すことができる広い視野を持つことが重要になります。
お客様が改善したいことの周りにある前提条件やそれをやる意味を把握することができる人が向いていると思います。
③お客様の要望を会話からくみ取れる人。
視野の広さとも被る部分がありますが、お客様にヒアリングしていく中で、こういうところが不便なんじゃないか、ということをくみ取れることが重要だと思います。
それを踏まえて、もっとこうすれば便利・これに変えたほうが負担を軽減できるなどの提案につながっていきます。
■ おわりに
このコラムを通して、Blueshipでの仕事をするイメージが湧いたでしょうか?
より詳しい業務や仕事の内容は、会社説明会の中の座談会や選考の中で先輩社員から聞くことができます。
少しでも興味がある方は、是非会社説明会・選考にご参加ください!
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